じんせいぼんやり放浪記

うつ病で退職した元OLが、日々の気分の記録と、元気になることを目指してぽつぽつ考えたことをかくブログ。

診断書を出す罪悪感について

アクセス解析をみていたら、「診断書を出す 罪悪感」というキーワードでこのブログが引っかかったことがあるみたい…と知りました。

一個人の体験記ですが、思ったことを書きます。

 

私の場合

先に私が診断書を出すまでの経緯についてざっくりお話しすると、

某月 心の調子が悪くなる(仕事がうまくいかなかったり、モチベーションがどうしても保てない状況にあったり…など)

一月後 仕事中に涙が止まらない等といった症状に見舞われて、でも仕事外だと割と平気という状態。そんな自分も嫌で、でも仕事中の自分は明らかにおかしいので、心療内科にかかる。すぐ診断書を出そうか…(3週間くらいだったかな?)と打診されたけれど、今抜けたら自分の仕事が大変なことになる・後ここで引いたらもう戻れないと思って、もらわずに済ます。

一月半後 どんどん調子が悪くなってって、仕事も手につかず、プライベートの時間も辛くなっていく。死ぬ準備を始めてしまって、このままじゃ死ぬと思い心療内科にいったら「うつ病」という病名と診断書をもらいました。もらって、二日くらい置いて、「このまま働き続けたって、自分のためにも会社のためにもならないな」と諦めて、休職に入りました。

 

罪悪感について

私の場合ですが、診断書を出すにあたって罪悪感はありました。

仕事もほったらかしになるし、それにその前に完全に様子がおかしかったから、同僚にも余計な心労や負担をかけていました。何より仕事ができないことが私の悩みだったので、ここで休むのは、逃げ出すみたいだと感じていました。

でも、これ以上続けてももっとひどくなるだけだろうし、今、ただでさえ何の役にも立っていない状況では首を絞めるだけだ。誰のためにもならない、そう判断して休職することにしました。

 

休職することで楽になれるのか

休職は、ストレス源から離れる時間になります。睡眠時間も確保できて、仕事のことも何も考えなくていい。でも、休みに入ったばかりのころは「今頃みんな働いているんだな」「私のデスクは、どうなってるんだろう」「わたしは苦しいことから逃げたのだ」とずっとそんなことを考えていました。

でも、休みに入っていると全てが過去になっていきます。働いていて楽しかったときも、苦しかったときも全部。わたしは、苦しかった時を過去にしていくことで、少しずつ楽になってきました。

この過ごし方は、人によって違うのだと思います。同じ場所で仕事を続けたい人にとっては、仕事へのモチベーションをもう一回思い出す時間になるのかな、と思います。

私の場合は、休んでいる間に(今も休んでるようなものですが)、辛く苦しかった時を過去として受け入れていくのに伴って、仕事をしている間よりはずっと楽になることができました。同時に、「戻っても解決しないな、戻らない場所に保険料を払い続けてもらうのも辛いし、しがらみがあるのもいやだな」という結論に至りました。

 

休職からの退職について

休職に入る直前は「この会社に戻りたい」と思いましたが、上に書いたように休んでいる間に、戻ってもまた同じことを繰り返すだけだという結論にいたりました。

メンタルで休職から戻った事例もなく、勤務場所や部署移動できるほどの規模でもなく、誰もが私がうつで休んだことを知っている環境で働き続けること、適性のない仕事に人に迷惑をかけながら自分の全てをかけて取り組まなくてはならないこと、上司同士の仲に気をつかって毎日びくびく怯えながら仕事をしなくちゃいけないこと、うかつなことを口走ればどんな目にあうかわからないこと…何より、会社にいく電車にはもう乗ることができなくなってしまったこと、そういった理由から退職を選びました。

 

長い目で見たらどうなの?これから後悔しないの?と言われると、将来のことはわからないけれど…でも、私は、もし残ってたら本当に死んでいたんじゃないかなと思います。死ぬまでの時間は、すこし先に延びました。

 

ドブラックな会社でなければ、診断書を出してから休職まではかなりスーッと進むと思います。(私の場合も、近い間に何人かメンタル休職者がいたのもあり、流れはスムーズでした)

誰が見てもブラックな会社(劣悪な労働条件、強烈なパワハラ上司)もあれば、わたしみたいに条件的にはホワイト(残業代は数年働いて12時間分くらいしかもらったことないけど)に見えるものの、カラーがかなり独特で、合う・合わないがはっきりしてる会社もあります。私の会社だと、中途の人はほとんどすぐやめてしまいました。

自己正当化するような言葉になってしまいますが、キャパシティも、プレッシャーとなる事案も、突き刺さる言葉も、人それぞれなので「これくらいで折れるなんて」ということは考えても仕方ないことです。

 

休むべきか、休まずに頑張るべきかということ

診断書を出すことを考えたとき、「今このまま頑張った3ヶ月後」を想像して、もし好転していると思うのなら踏ん張ってみるのもいいかもしれません。でも、どう考えても無理だ、もっと悪化しているにちがいない…、そう思うのなら、引き伸ばさずに少しでも動けるうちに、休みに入った方がいいこともあるんじゃないかな、新しい場所を探すのも一手なのではないかなと感じます。

「苦しいことから逃げる」、私はこの通りのことをしてしまったのですが、「もし逃げずに頑張って、頑張りつづけて成功したら幸せかな」と考えてみたけれど、幸せではないな、という結論にいたりました。

2月に引き伸ばさずにいっぺん休んでみれば動けない時間を長引かせないですんだかな…と後から考えても仕方ないことではありますが、思ったりします。