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じんせいぼんやり放浪記

うつ病で退職した元OLが、日々の気分の記録と、元気になることを目指してぽつぽつ考えたことをかくブログ。

うつ病で休職してから退職するまでの療養経過

好きなことについていくつか記事を書きましたが、病気のことについてあまり書かずに来ていたことに気がつきました。

ブログの記事を見るとわかりやすいのですが、今は、割と調子がいいのです。

寝る前に少しは凹むけれど、切り替えて寝ることができるようになってきたし、好きなことについても考えられるし…。

退職で一区切りついたので、診断書をもらって仕事を放り出してから半年の今までを振り返ってみようと思います。

 

きっかけ

「頑張りすぎてうつになる」人はたくさんいるけれど…なんというか、私の場合は「頑張りたいのに、頑張れないことが辛くてうつになった」んじゃないかな…と自分では思っています。なので、診断をもらった直後は「頑張っていない私なんかが病気になる資格がない」と考えていました。つらい仕事から逃げるために、病気をまるで言い訳にしているみたいと感じていました。それを思うとますます自分が嫌いになりました。

今は…振り返ってみれば、根本的に向いていなかったのだと思います。

「最後の段階まで、誤字のミスに気づけなくて、また外注先に迷惑をかけている…」

「お金がもらえるわけでもないのに、自分が本当は興味のない分野で、誰も求めていない商品を企画する。これって、私の自己満足で周囲にただ迷惑をかけるだけの仕事なんじゃないのか」

…なんのために、仕事をしているんだろう?

せっかくの休みも、次の日に提出する仕事をやりながらふとそう考えたのが入り口だったように思います。

人からみれば「甘ったれ」と思えるかもしれませんが、頑張るためのエネルギーが空っぽになってしまったのです。

また、自分の職場では過去「頑張れなかった」人がどうなったかを聞いてきました。

みんなの前で仕事を取り上げられたり、キツイ事情のある部署に飛ばされたり…

「頑張らなかったら私もそういう目にあう」のはわかっている。でも頑張れない。頑張れなかったら確実にそういう目にあうのに、なんで頑張れないんだろう…とどんどん追い詰められていきました。

 

休職期間

約6ヶ月でした。診断書を出して、即休職となりました。

 

初診からいままで

初診

仕事中に涙が止まらない、眠れない…といったことが続きました。あきらかに様子がアレだったのか、1回会社から呼び出しをくらい、仕事でその時困っていたこと等について話し合いをしたけれど、大きな変化はありませんでした。

自分で心療内科に行ったところ、その時点では「うつ状態」と言われて、薬の処方は断って帰りました。

 

初診から一月後 休職に入った時期

・電車に乗るのも怖くなり、何も悲しくないのに涙がこぼれたり、頭痛や体の痛み、仕事が何も手につかなくなり、死んだら全部楽になるな…と毎日思い始める。

・「死んだら楽になる」が「死にたい」になって実際に行動に移しかけ、はっと「このままでは本当に死ぬ」と思ってもう一回心療内科へ行き、そこで診断書をもらいました。

・不眠(全く寝付けず、午前4時くらいまで横になったまま目が覚めている)

・最初は処方されたのに薬を飲まずにいました。精神薬を飲むということが怖かったのです。それでも、眠れないのは本当に困ってしまって、途中から飲むことにしました。

飲んだ後も「気分が猛烈に回復!」も、「すごい眠気」もなく、「効いてんのかな?」と首を傾げつつ飲む感じでした。

・休んでいることに罪悪感がある

・会社からのメールが怖くて、携帯電話を見られない

・心配してくる同僚からの連絡も怖くて、メールが返せない

 

初診から半年後 勝手に断薬・ちょっと回復したかと思ったら転げ落ちる

・「とにかく次を探そう」と転職をしようと試みはじめる

・眠れるようになってきたので、薬を自己判断でやめる

・けれど「仕事」のことを言われると、体が凍りついたように動かなくなる

・携帯は少しずつみられるようになる

・お盆休みは会社が夏休みであったこともあって、罪悪感なくのびのび過ごしていました。

 ・…が、復職のことを考えると一気に調子悪くなり、面接もキャンセルしたり…眠れなかったり…布団から出られない日々が続いていました。

心療内科に行き、薬を処方してもらい、それからは欠かさず飲むようにしました。

 

初診から7ヶ月後 調子の悪さから少しずつ復調

・先月の調子の悪さを引きずっている感じでしたが、「通う」ことを考えると何かしなくては…となんとか午前中に起き出し図書館に通いだしてみる

・電車に乗る練習をしようとして、会社行きの電車に乗ろうとして挫折。会社のことを考えるだけでもう辛くてたまらず、会社関連のものも見たくもないし触りたくもない…状態で、ここらへんで、「もう戻れないな」とやっと自分の中で、諦めがつきました。

・それまで一回も薬の副作用でほぼ必ずでるという「眠気」を感じたことはなかったのですが、だんだん寝付けるけど午前中眠たくって起きられないみたいな感じに。それまでは「目は覚めているが体が動かせなくて出られない」だったのでちょっと違う。

 

初診から8ヶ月後 調子がぽつぽつとよくなってくる

・携帯も、メールをすることもあまり問題なくなっている

・「もう戻れないな」とわかってからはなんとなく開き直ったというか、腹が決まったというか…そんな心情に。

・やめると決めてからは、もちろん不安もありましたが、それ以上に罪悪感を感じずに済むようになりました。

・ここ数ヶ月、首が痛くて痛くて動かせなかったのですが、「やめる」と決めてからは不思議なくらい痛みが取れました。

・映画も集中して見られるようになったし、読書もすることができるようになりました。

・長文もかけるようになってきました。

 

そして現在に至る…という具合です。

仕事のことを思い出すとやはりつらいです。でも、これまでは「仕事ができなかった私」のことが辛かったけれど、最近は開き直り…といったらあれかもしれないですが、「それもまあ仕方ないか」という風に思えてきています。

そう思えるようになってきたのは、一重に半年間(そしてその前の病んでいた数ヶ月間)、家族が寄り添ってきてくれたからだと感じています。ゆっくり進んで、元気になって、恩返ししたいな…というのが今の気持ちです。

 

#おすすめの漫画

マリーゴールド深谷かほるさん

マリーゴールド (クイーンズコミックスDIGITAL)

今日読んだ漫画です。カンナさんみたいな人に憧れます。

 「1年前両親が離婚して、実家は売られて更地になってーー父親の胃に穴あいてーー

母親は看病で、父のもとに逆戻りだけど うん 手遅れなことはなんにもなかった」

「生きてる限り、手遅れなことなんて何にもないと思わない?」

というセリフは、今でなかったら、そこまで染みなかっただろうな と思います。おすすめです。

 

◯一人交換日記/永田カビさん

comic.pixiv.net

「私が嫌い」「私自身に何の価値も見出せない」ということについていろいろ突き詰めて考えている内容です。全てに同意…ではないけれど、すごい、わたしと同じだ…と永田さんが言語化しているものに節々ガクガク頷きながら読んでいました。この間最終回が更新されたばかりです。

 

◯夜廻り猫/深谷かほるさん

www.pixiv.net

「つらいけれど、こんな自分でも、まあ、いいか…」と肩の力が少し抜ける優しいお話です。最初の「マリーゴールド」と同じ作者の方が描いた漫画です。